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ホストファミリーとのマッチングを高める法則

11月のはじめに、アメリカ政府認可のオペアエージェントで当社が提携しているインターエクスチェンジ社の毎年恒例の会合の参加してきました。およそ3日日に渡り、ローカルコーディネーター、世界のオペア登録をサポートするインターナショナルエージェントと、インターエクスチェンジのスタッフが、オペアプログラムの向上を目指して意見交換をしました。

今日は一つのセミナーで紹介された、現在のオペアアプリケーションの状況リポートをもとに、少しでもホストファミリーとのマッチング率を高める方法をご紹介します。

チャイルドケアの経験時間を増やす

オペアの仕事は、ホストファミリー宅の子供のお世話をすること。ホストファミリーはこのお仕事に対して報酬も支払う訳ですので、チャイルドケアの経験、ベビーシッター経験の多さは大変に重要となります。アメリカ政府は「最低でも200時間以上の経験があること」を義務付けていますが、実際のオペア登録者はこの200時間を何倍も上回る時間を重ねています。2000時間以上の経験をもつオペアも多いのです。そのため、一般的には800時間、最低でも500時間の経験は欲しいところです。

その方法として:

  1. 基本の200時間を超えたあとからは、親族や友人のお子様の面倒を見た時間も経験としてカウントできます。細かにチャイルドケアの時間と経験を計算し、記述しましょう。
  2. ボランティアも積極的に行う。
英語会話力を高める

オペア登録に際しては「基本的なコミュニケーションがとれる」ということが最低条件となります。でも実際は基本的な会話力以上、多くのオペアがきっちりとホストファミリーとの会話がとれる英会話力を持っています。ドイツ、フランス、ポーランドなどヨーロッパ出身のオペアは小さいときから英語もきっちり話せるように訓練しますし、イギリス、サウスアフリカ、スウェーデンなど英語が公用語のオペアも多いのです。ホストファミリーにとって「英語できっちりコミュニケーションがとれる」ことは、大きなポイントとなることはいう間でもありません。英語が第2外国語で、しかも会話力が低いと言われる日本人はこの点をクリアするのは難しいのですが、それでも乗り越えないといけない壁です。

英語力を向上させる方法として:

  1. 定期的にレッスンを受ける:スカイプを利用した会話レッスンなども積極的に利用する
  2. 英語の読み書きもきっちり勉強する。
  3. 先に語学留学とホストファミリーを体験する。
車の運転歴をアピールする

アメリカで生活する上で、車が運転できることは必須とも言えます。例え都市であっても、車がなければ不便な場所がほとんどなのです。子供のお世話をするオペアには、学校への送り迎えを仕事の一つに加えているホストファミリーもおります。アメリカのオペアは車の運転がきっちりできるということは大きなプラスとなります。車の免許があるだけでは十分ではなく、「車を日々運転している」と言う事実を証明するとホストファミリーも安心します。一般的に2年以上の運転歴(もちろん事故率なし)が有利と言われています。

車の免許がないという方、英語力があって、チャイルドケアの経験があったとしても、免許がないだけでホストファミリーとのマッチング率は数パーセントに落ちてしまうことを考えれば、自動車免許取得の投資はあとで大きな違いを生むことは間違いありません。

 

オペアに本気でなりたいけれど、上記の何か一つでも満たしていないという場合には、あきらめないでください。渡米目標時期が少し先になったとしても、時間をかけて問題をクリアしていけば、オペア登録の際には有利に働くのです。

自分にとって今なにが足りないかを見極めて、努力を重ねていってください。

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