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夏の終わりを告げる「レイバーデー」

アメリカでは9月の第一月曜日は「レイバーデー(Labor Day)と呼ばれる祝日です。

言葉通り「労働者の日」を意味しますが、調べてみると、その昔、ピーター・マクガイアというニューヨークの大工がいて、彼は労働時間の短縮と賃金の引き上げを求めて何年もの間闘っていたそうです。1872年にマクガイアと10万以上の 労働者が参加したストライキは、その後の国内の労働条件と賃金のあり方に影響を及ぼし、やがて、何千人ものアメリカの労働者が組合に加盟し、1時間の労働時間とより安定した雇用保障を手に入れました。188295日、マクガイアと他の労働者たちは、アメリカの労働者をたたえるために、最初の レイバー・デー・パレードを組織した、というのが、この祝日の始まりのようです。

アメリカの教育年度の始まりは、秋学期から。アメリカ東部を中心に、レイバーデーは9月に始まる新学期目前の最後の週末と重なるため、「夏の終わり」を意味する日でもあり、地元の公園などでは最後のピクニックを楽しむ家族で溢れます。南部の州では、9月のレイバーデーの1週間から2週間前から新学期が始まるところが多いのですが、レイバーを含む3日休日で、疲れをいやすという感じでもあります。

レイバーデー=夏の終わりということで、屋外で水泳のできる施設なども、この日を最後に閉めてしまうところが一般的です。
このレイバーデーを思う存分に過ごしたら、長かった夏に別れを告げて、いよいよ気持ちを入れ替えて新学期を迎える、といったところでしょうか。

そして、店頭ではちらほら、オレンジ色のパンプキンが見え初めてきましたよ。 ハロウィーンのイベントがやってきます。

なんだかあっという間ですが、もうすぐ秋ですね…。

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