オペア卒業生を囲むお茶会リポート
2年間の米国オペアプログラムを終了し、日本に帰国したばかりの日本人オペア卒業生を囲むお茶会を大阪で開催しました。いつもの説明会とは違い、お茶会というくつろいだ雰囲気の中で、先輩オペアさんにつっこんだ質問ができた楽しいイベントにできました。イベントをもりあげてくれたYUKINOさんのリポートをご紹介します:
(以下YUKINOリポート)
当日は予定していたカフェがなんとラジオの公開収録になっていて非常に混雑していたため急きょ場所変更を余儀なくされたものの、参加者の皆さんと無事に落ち合うことができました。
参加者のみなさんは本当に気さくで、初めてあうとは思えないくらいすぐに仲良くなりました。
英語が好き、話せるようになりたい、アメリカで楽しくすごしたい!そんな思いが共通していたからでしょうか。
参加者の皆さんとの写真です。向かって右(一番右)がYUKINOさん
いろんなお話をしましたが、質問と回答を箇条書きにします
- ファミリーマッチの期間は?
- (YUKINOさんの場合)半年かかりました。タイミングです。早く決まるかよりは妥協はしないこと。保育経験時間はあればあるほど有利です!
- 保育経験はどこで貯める?
- アルバイトを学業、仕事などとかけもちでやる。もしくは2ヶ月ほど集中してボランティアもしくはアルバイトとしてやる。友達の子どもをみる。など。保育系資格がある方はここは問題なく通過するけれど、そうでない場合は難関ですね。早めにリサーチして直談判するのが一番です。
- 子どもの年齢は?
-
私は渡米当時で8,6,3歳と5ヶ月のベイビー、計4人姉妹でした。
小学生の子どもがいるメリットは英語を話す機会が増えること!特に発音は意外にもわかりやすく教えてくれます。子どもはつづりではなく耳で聞いた音で話しているので、今までになかったアドバイスをくれたりします。率直にダメなところを教えてくれるので勉強になります。
ベイビー、幼児のメリット
仕事がわりと楽です。お散歩やお昼寝など日々のルーティンをこなしていれば、ほとんどストレスなく働けます。日中のお世話がほぼ必須なので、夜遊びに行く時間ができるシフトになりやすいです。(注:ファミリーによっても差があります) - カルチャーショックは?
- テーブルマナーが(日本と比べる)と良くないこと(笑)日本の感覚でいるとびっくりします。
その他、デコレーションの一種でマカロニに色をつけるなど斬新なアイデアがたくさん。 - オペアが子供のしつけはするか?
- ファミリーの方針に基本的には合わせます。ここだけは譲れないというポイントをもつことが大切だとおもいます。上記のようなカルチャーショックに一つ一つ悩んでいたら、ストレスで自分を追い込むだけなので、妥協も必要。その違いがおもしろいんだと考えるほうが楽しいです。
- 英語力は成長したか?
- しました!これは子どものおかげが大きいとおもいます。毎日たくさん話しかけてくれるし、絵本って意外と難しいので、練習になります。あとはジャパニーズコミュニティーに依存しすぎなければ成長します!
- オペアの後何をするか?
- 帰国して感じたのは、英語を使う機会が全くと言ってないことです。私は就職活動をしていますが、英語を使うお仕事に就きたいと思っています。また海外に滞在したいので、貯金とスキルアップのため、日本で修行です!
先輩オペアさんのなかには、学生として再渡米された方もいますし、日本のインターナショナル幼稚園で就職したりした方もいます。 - 休日は何をしたか?
- 食べ歩き!ハッピーアワーは料理もドリンクも安いのでオススメです。
ビーチに行ったり週末の弾丸ロードトリップも楽しいです。 - 貯金はできたか?
- NO。人によります。私は思う存分楽しんだので、貯金はできませんでしたが、オペアのお給料で全てやりくりできました。
- インカムTAXはどのくらい?
- 前年1月〜12月の給料から控除額を引いた額が、毎年4月までの提出期限となるインカムタックスの課税対象です。1年間フルで働いたときに翌年払わなければいけないTaxは数百ドル台にはなります(州によっても課税割合は違います)
- 運転怖くない?
- 慣れます!歩行者や自転車、原付などが少ないので、むしろ運転しやすいかも。場所によっては日本語で筆記試験を受けられたりします。助手席に乗っていれば目が慣れてくるので大丈夫です。
- 住む場所はCity派?Suburb(郊外)派?
- どのエリアに行くかは運といっていいとおもいます。でもどんな場所でも楽しもうとする姿勢や外に出ることをやめなければ、その土地が大好きになります。住めば都です。ただ、交通手段はよく調べたほうがいいとおもいます。
YUKINOのさんの一言感想は「気づいたら2時間半!楽しかったです。」
質問内容をご覧いただいてわかる通り、かなり突っ込んだ質問がでています。
もちろんこの回答は、YUKINOさんの場合ということですが、ほとんどが一般的なオペアプログラムの概要にあてはまります。具体的にオペアプログラムをイメージできたのではないでしょうか。
AJCの先輩オペアさんは続々とプログラムを終了して帰国しておりますので、今後も各地で同様のイベントを開催していきたいと思います。
今後のAJCの最新情報にご注目ください。
参加してくれた皆さん、YUKINOさん、ありがとうございました!