アメリカオペア応募条件
- 18歳から26歳までの健康で子供好きの男女(27歳の誕生日までに渡米できること)
- 車の免許を持ち、車の運転ができること
- 生活レベルでの英会話ができること。相手の言葉を理解し、英語で伝えられること
- 高卒以上の学歴
- 犯罪歴がないこと
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渡米時までに、500時間以上の証明できる保育経験を持っていること。申し込み時点で500時間の保育経験がなくとも、応募はできます。保育経験が浅い場合には、ベビーシッター、保育実習、ボランティアなどで保育時間を作っていただく必要があります。
- アメリカ文化に興味があり、アメリカでオペアとして1年以上生活したいという希望を持っていること。
- (2021年11月より)コロナワクチン接種を接種済みあるいは、渡米までに完全接種する意思があること
その他持っていていると優遇される資格、技能、経験
- 2歳未満の子供の保育経験 (最低200時間の2歳未満の子供の世話の経験がある)
- 泳げる
- 人工呼吸方を心得ている。
*インターエクスチェンジのニューヨークトレーニングでは全員がこの人口呼吸法など緊急時の対処についての講義をうけます
2歳未満の子供のお世話の経験について
オペアとして、2歳未満の子供の世話をするためには、最低200時間以上の2歳未満の子供の世話の経験が必要です。
インターエクスチェンジのオペアは、2歳未満の子供のお世話ができるアンダー・トゥー(Under Two Qualified) も、2歳未満の子供のお世話はできないオペアも同等に扱われ、週給などへの違いは全くありません。
ただし、アンダー・トゥーの資格を持っているオペアは、ホストファミリーから選ばれる可能性は高くなります。
複数の子供を持つホストファミリーは、実際のところ生まれたばかりの赤ちゃんのお世話はお母さんが担当し、兄弟のケアをオペアに任せたいという方が多いと思います。
そのため、2歳未満の子供のお世話の経験がなくとも、オペアとして選ばれるケースは多くあります。
一番重要なのはオペアの性格と英会話能力、責任感のある行動をとれるかどうかだと思います。
インターエクスチェンジ オペアUSA オンラインアカデミーについて
ホストファミリーが決まり、渡米してくる全てのオペアは、マッチ後から渡米前までに、オペアプログラム運営をしているインターエクスチェンジオペアUSAの指導によるオンラインでの事前研修を受講する義務があります。
渡米前までに自分のペースでしっかりと、米国文化について、子供のしつけについて、緊急時の人口呼吸法について多くのことを学ぶことができます。疑問点はオペアのサポートをするインターエクスチェンジのアカデミー担当ディレクターに直接質問ができます。
オペアの権利
- 週45時間のチャイルドケアの労働に対し、ホストファミリーから週給を毎週受け取る権利
- 2週間までの有給を申請できる権利。バケーションを申請するときには余裕をもってホストファミリーに相談しましょう。
- 1週間に継続的に1日半のお休みを取る権利。(例;土曜日の午前中は働いても、午後から日曜日までは継続的にお休みとなる。)
オペア滞在中の健康保険について
J-1国際交流ビザで渡米する全ての滞在者はアメリカ国家が規定する医療保険加入の義務がありますが、インターエクスチェンジは全てのオペアに医療保険を付与します。
今年からインターエクスチェンジのオペアが加入する医療保険がアメリカで最も有名な保険会社の一つと提携することに決まりました。
そのため今後のオペアの皆さんは、提携医療保険の幅が広くなり使いやすくなった保険を使用できることになります。
日本から海外旅行保険を加入する必要はありません。
渡米中の授業履修の必要性(Educational Requirement) について
オペアはアメリカ政府が設立した、国際交流プログラムの一つです。
そのため、オペアはチャイルドケア業務としてホストファミリー宅の子供の面倒を見るという仕事以外に、アメリカを知り、知識を得るという課題もこなす必要があります。
その一つが授業履修の必要性です。
はじめの1年の滞在中にアメリカの大学レベルの教育機関(コミュニティーカレッジも含む)が提供するコースを合計で6単位以上かその同等の授業時間数である60時間以上の授業履修を経験する必要があります。
ホストファミリーからは、この授業履修を金銭的に援助するため、授業登録後に500ドルまでの資金援助をする合意がされています。
授業履修をするコース内容的には、必ずしもアカデミックな授業である必要はなく、大学レベルの教育機関で提供されているものであれば、趣味やスポーツ、ダンスなどのコース履修も可能です。
オペアの任期を更新した際には、また授業履修の必要性が生じます。
任期の更新について
アメリカのオペアプログラムは最長で2年までの滞在が可能です。
はじめは全てのオペアが1年の任期で渡米し、その後1年目の任期が切れる前に希望があれば、6か月、9か月、12か月までの延長が可能です。
滞在するホストファミリーは、同じファミリーで延長することも、違うファミリーを探すことも可能です。
現在のホストファミリーとの相性が良く、延長を依頼されるというのがもっとも多いパターンと言えます。
ローカルコーディネーターの役割
オペアを運営するための政府の規定として、必ずオペアとホストファミリーが住むエリアに現地でサポートをするローカルコーディネーターがいることが必要です。
そのため、オペアとして生活をする中で、困ったこと、問題点などの解決は現地ローカルコーディネーターが担当します。
オペアは毎月1回は最低でもローカルコーディネーターとコミュニケーションをとることが義務付けられ、毎月一回定期的に開催されるミーティングに参加します。
このミーティングの際には、ローカルコーディネーターはさまざまなイベントを企画したり、近隣オペア同士の交流を図ります。
また年に2回程度、オペア、ホストファミリーを集めての懇親イベントも企画されます。
オペアはローカルコーディネーターに遠慮なく問題点や相談事をうちあけましょう。