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オペア生活:Pride week

今週はいたるところで「レインボーカラー」のデコレーションやディスプレーを見かけたオペアの方も多いのではないかと思います。

実はこれは「LGBT pride」のシンボルマークなんです。「LGBT」というのは、レズビアン lesbian、ゲイ gay、バイセクシャル bisexual、トランスジェンダー transgender の頭文字をとって作られている言葉で、これらに該当する人達がその権利を主張して各地でパレードなどを行なうのが6月の最後の週にあたるため、この期間が「プライド・ウィーク」と呼ばれているのだそうです。

なぜ6月か?と言いますと、これは1969628日未明に、ニューヨーク市内グリニッジ・ヴィレッジにあったゲイバー「ストーンウォール・イン」に警察の弾圧的手入れが行なわれ、これに端を発した数千人規模の暴動が起きた(ストーンウォールの反乱)のですが、これが「LGBT」の権利を求める声を広める大きな契機となり、一年後にデモンストレーションが各地で行なわれたこと発して、現在の「プライド・パレード」の始まりとなっているのだそうです。

アメリカで有名なのは、ニューヨークの他サンフランシスコがありますが、他にも、シドニー、トロント、ベルリン、パリ、サンパウロ、バンコクのパレードが有名です。

重要なパレードには政府や企業のスポンサーによるサポートがあり、開催地の観光資源として宣伝もされています。「プライド・フェスティバル」などと称して、コンサートやイベントなどを開催する都市もあるのだそうです。

そしてこれらのパレードには、エイズや「LGBT」の人々に対する暴力で犠牲になった人達を追悼する場としての意味もあるのだそうです。

オペアを迎え入れているホストファミリーの家族形体もさまざまであるアメリカ。ファミリーというものについてオペアさんも考えてみる良い機会になるかもしれませんね。

 

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