8月も終わりに近づいてきました。地域によってはすでに新学期が始まっている学校もあります。
どのお店でもこの時期には「バックトゥースクール」のサインが掲げられて、新学期の準備のための製品が大量に売られています。
こうした「新学期に必要なものリスト」は、学校から事前に配布されていて、学年ごとにこまごまとした指定があります。
例えば、「マーカーは12色」とか「鉛筆は2Bを1ダース」とか、ホルダーの色は「赤と青と緑」などなど。
それから、日本ではあまり聞いたことがありませんが、日々の学校生活で必要になる雑貨類も生徒に割り当てられています。
「ティッシュ2箱」とか、「女子はジップロックのバッグ、男子は洗浄ワイプ」などといった感じです。
アメリカの学校では、「学校としての決まりごと」はもちろんあるわけですが、それぞれのクラスを受け持つ先生たちは、自分の教室を好きなようにデコレーションできるようで、先生の個性が溢れています。シーズンごとに教室内を模様替えしたり、カーテンや、カーペットなども、先生の好みが反映されているようです。
新学期が始まって数週間すると、「オープンハウス」という催しものが行われる学校が多いようですが、この時には、家族が学校に自由に訪れて、教室内の見学ができるようになっています。
日本の学校、教室の風景とはかなり違いますから、オペアの皆さんもチャンスがあったら、ぜひ参加してみてください。
また、アメリカの学校では、ボランティアというものに対して大変オープンで好意的です。もしも、オペアの皆さんが、地域の学校で日本文化について触れてもらうチャンスを持ちたいと思っていらっしゃったら、ぜひ、学校の校長先生とお話されると喜ばれると思います。