米国オペア登録をする際に、私たちスタッフは「もしも」に備えてアメリカの救急車を呼ぶ911の応答の仕方をオペアさんに練習していただいてます。「自分には起こらない」なんて考えないこと。だって起こりうるのですから。
我が家の娘は先週末腕の骨を折りました。私はその場にはいなかったのですが、インドアのプレイルームにあるうんてい(英語ではモンキーバーと言います)から落ちたもよう。同伴していた家族はまず様子をみるために、
Urgent Careアージェントケアといって、週末や時間外も診療してくれるクリニックで診察。そこでは、対応しきれないので、救急センターへの移動を薦められ、近くの病院のエマージェンシールーム(ER)に行きました。
ERでは、エックス線をとって骨が折れているところまでは判明したのですが、子供を治療するための小さい道具やギブス(英語ではキャストといいます)もないということで、子供を専門に診察するチルドレンズホスピタルのERへ移動することを指示され、ここからなんと、救急車にのってチルドレンズホスピタルの一つに搬送したわけです。
教訓:緊急時はERに運ぶが、普通のERでは対応しきれない場合があること。今回のような骨折対応は典型的。
ホストファミリーとともに、近所のチルドレンズホスピタルの所在地を日ごろから把握しておきましょう。
もちろん、高熱など、普通のERでも対応できる場合もあるので、何かあった場合、もしオペアさんのみが同伴していた場合には、どこに連れていき、どのように保護者の方と連絡をとるかを、何も起こっていないときに確認しておくことの必要性を私も実感しました。
それにしても、チルドレンズホスピタルでは、スタッフは子供が主役ですので、ちゃんと一人の人間として、大人とかわらない対応をしてくれる、子供の単純な、でも彼女にとっては真剣な質問にもちゃんと向き合って答えてくれることに、親としてはうれしさと安堵感を覚えました。
覚えておきたい英語:
Emergency Room (ER)
Ambulance
Children’s Hospital
Pediatric Doctor