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オペア生活でやってはいけないことその1

オペアの皆さんには必ず覚えておいて頂きたい重要なことがたくさんありますが、特に「やってはいけないこと」、これには十分に気を使っておいて欲しいと思います。ご承知の通り、日本とアメリカでは文化が違いますので、日本の常識がそのまま当てはならない例が少なくありません。今回はまず「その1」として以下の例を挙げますので、オペアとしてのご自分の身を守るためと、お世話をするお子さんのためにも、しっかり肝に銘じておいてくださいね。

やってはいけないことその1:公共の場で大きな声で子供を叱ったり、怒鳴ったり、手を引っ張ったりしないこと

例えば、子供を連れて公園に行ったとしましょう。帰る時間になって子供が「帰りたくない」と駄々をこねたとします。日本だと、お母さんが子供に対して「帰る時間だって言ってるでしょ!」なんて少しばかり声のトーンを上げて、公園へ走って行こうとする子供の手を引っ張って家へ連れて帰ろうとしている、なんて様子が容易に想像できたりしますが、アメリカの公共の場ではこれはしないこと。得に、オペアの皆さんとお子さんは「明らかな親子関係」には見えにくい場合が多いでしょうから、最悪の場合には「子供がシッターに虐待されている」という間違った印象を、周りの人に与えてしまう可能性がなくはないからです。アメリカでは虐待問題はそのくらい深刻な問題です。

そして、虐待には「言葉の虐待」というのもあって、これは、子供が大人に不適切な言葉を浴びせられていたり、大声で怒鳴られたり叱られていたり、というのが含まれてきます。日本人オペアの皆さんが、こういう場面に遭遇することはまずないとは思いますが、念のため心に留めておいてください。

 

ではもし、お世話をしている子供たちが公共の場で、感情を丸出しにして言うことを聞かなくなってしまったら、どうしますか?

アメリカでの適切な対処の仕方は、子供と一緒に声を荒げず、落ち着いて、安定した声で、子供の目を見ながら語りかける。子供であっても、大人に言い聞かせるように、どうしてその行動がいけないのかを明瞭に説明してあげる。子供の感情が落ち着くまで、慌てずに見守る態度。

難しいことですが、重要なアメリカでの心得です。

 

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