11月の末に、2年間の米国オペア生活を終えて日本に帰国している二人のオペア卒業生さんと、オペア渡米を目指す皆さんとの質問会を開催しました。実際にオペアを体験した先輩から生の意見をきけた、貴重な時間でした。
そこで皆さんにおこの内容をまとめてご紹介します:
まず卒業生さんのご紹介:
YUNAさん:2012年渡米。カリフォルニアとミシガンでオペア生活。リマッチも経験しつつも最終的にはアメリカの家族と呼べるホストファミリーと出会い、2年間のオペアを務めあげる。ミシガンでの生活も多くのオペアの皆さんと楽しく乗り切れたそう。
YUKIさん:2012年渡米。メリーランド(ワシントンDC郊外)とカリフォルニアでのオペア生活。1年ずつホストファミリーを変えての2年間。英語の力を上げるところから始まったオペア準備ですが、最終的にきっちり2年間を勤めあげ、今後は留学生とし再渡米をします。
質問内容のメインの部分をご紹介します。
ホストファミリーについて:
- 自分の家族以外の方と一つ屋根の下暮らすわけなので、100パーセント満足する家族などはありません。
- とにかく、理解しあえるために話しましょう。
- 日本人の場合、言い過ぎたと思っていても、実はそうではない。特にアメリカ人家庭に入るのであれば、なおさらのこと。話して話してわかりあおう
- 教育についての考え方に賛成できない時があったが、その気持ちを伝えたら、他の考えがあるということも理解してもらえた。
オペア生活をはじめて、3,4か月後にやってくる、ホームシックやホストファミリーについての多少の不満
皆3、4か月後になぜか訪れるこの時期、どうやってのりきった?
- やはりアメリカにいたいという気持ちがあったので、問題解決に乗り出す力がでた。
- 子供にも愛情が深まってきた。
- 友達もできてきた。
- ホストファミリーとの付き合いと同様に多くの友人をつくることの重要さ。それがあれば乗り切れる。
アメリカでの友達作りの方法:
- ローカルコーディネーターが月一回主催するオペアミーティング
- オペアエージェントの枠を超えたオペア交流(さまざまなエージェントからの集まり
- 学校での友人ができる
車の運転について:アメリカで運転するのはどうでした?
- アメリカの道は広く、日本で運転をしている人であればアメリカは運転しやすいと感ずるでしょう
- 慣れが重要です
渡米までにかかった時間:
- オペアというものの存在をしってから、チャイルドケアの経験を作るところからはじめ英会話も勉強をして、6か月後には渡米していた(YUKI)
- もともと他の国でのオペア経験があって、アメリカの存在をしってチャレンジして、3カ月後には渡米していた(YUNA)
米国オペアプログラムについて:
- とても凝縮した2年間でした。日本にいるだけだったら決してであえなかった人々とのであい。友人が世界中にたくさんいて、英語で話している自分がいるのはとても不思議。たしかにつらいこともあるけれど、100倍ぐらい楽しいこともあったと思います。またアメリカに家族と思える人がいるというのもとても嬉しい。(YUNA)
- 今後の自分の自信につながりました(YUKI)
今入の感想:
2年間のオペア生活を終えて、たくましく編入したお二人の声を聞けたのがとても嬉しかったです。また2年間の実感として、多くの日本人の皆さんにもっとオペアを知って欲しいと語るお二人の声は真実味こもっていました。今後もさらに多くの皆さんに米国オペアプログラムを知っていただけるようにAJCは全力を尽くします!
今後も定期的にオペア卒業生との交流をもちますので、今回参加できなかった方も次回参加してくださいね。