オペア対談!オペア卒業生の伊藤かおりさんと
日本に夏の間滞在しているオペアジャパニーズコネクション代表、今入亜希子が秋田を訪問し、オペア卒業生の伊藤かおりさんと再会、彼女のオペア体験と今についてお話ししました。
伊藤かおりさんプロフィール
秋田県出身。高校は岩手県盛岡市の高校に進学。カナダやアメリカへの語学留学を経て、大学留学を目指したかおりさんの留学サポートをしたところから今入との付き合いは始まる。なんと初めての出会いは2014年。
テキサス州ヒューストンのカレッジに進学後、家庭の事情で一度日本帰国。
日本に帰国したかおりさんは、教育学部がある日本の大学に進学し、通信で学位取得まで至る。
小学校の教員免許を取得したかおりさんは、海外体験も諦めなかった。再度、今入を通してオペアプログラムの存在を知った彼女は、今度はオペアとしてアメリカに戻ってくる。
最初はニューヨークでのオペア経験。その後、サンフランシスコベイエリアのファミリー宅で、当時6年生、8年生の二人の子供たちのお世話を経験。1年9ヶ月のオペア経験のあとは日本に帰国。2023年4月からは秋田県の小学校で働き始める。今は3年生の担任も持っている。
オペアの経験と教師というお仕事
今入:オペア経験は小学校教師の仕事に活かされている?
伊藤さん:もちろん。新人の教師ではありますが、オペアを通して子供に接した時間があるため、先輩の先生たちからは子供たちの接し方が慣れているように見えるともおっしゃっていただけました。
今入:今は日本の小学校でも英語を教えていますので英語が話せるかおりさんは学校でも頼りにされている?
秋田県の英語教育方針は「オールイングリッシュ」
英語の時間には英語オンリーで話しかけることが方針です。小学校での英語教育は新しい試みであるため戸惑う先生たちもいるようです。先輩先生たちがどのように授業を進めているのか見にくることもありました。ちょっと恥ずかしかったですが。
英語の時間は、英語指導助手のアメリカ人の先生と、英語の時間の授業運営のサポートをする専門の先生に加えて担任の3人でチームを組みますが、私の場合には英語がわかるので基本的に授業の進め方は任されていて、直接アメリカ人の先生と授業をどうしたいか伝えています。
オペアの時代に、ホストキッズと会話をしていた時の経験が現場に活かされていると感じます。何気ない言葉、カジュアルな言葉を今の小学校の現場で子供たちに教えることもできます。
今入の感想
高校を卒業したてのかおりさんを知っている今入にとって、今彼女が教師として子供たちを教えているということをとても嬉しく思います。
海外体験があり、生活に根付いた英会話ができる先生が日本の教育現場にもっと増えていってくれるといいなと思います。
かおりさん、これからも頑張ってください!