アメリカのオペアプログラムはアメリカ政府が認可する交流プログラムの一つであることはいつもお伝えしておりますが、今回アメリカ政府が参加者である世界からの若者たちとホストファミリーが正しくプログラムを利用してほしいという意図から、同意書への署名をオペアが渡米前に行うという法改正を行いました。
アメリカ政府の意図としては:
- 自分の国を離れる前に、オペア、ホストファミリーがきっちりプログラムを理解する
- オペアが保障されていること(例えば、お休み、賃金の支払い、オペアが家以外の場所にでかけることができるような交通手段を確保することなど)を双方が理解する
などを、主にしています。
これまでも、オペアがホストファミリー宅に到着した直後にローカルコーディネーターを交えて、このようなオペアプログラムの目的や規則を話す機会を必ず設けるという法律はありました。ただ今回の改正で、オペア渡米前に同意書にサインすることで、プログラムを正しく理解しておりますということを誓約させるアクションを加え、
「知りませんでした」という言い逃れをさせないようにする、というわけです。
交流プログラムでアメリカに来ているオペアさんが、より良いアメリカを体験してもらうための、アメリカ政府の対応策の一つとお考えください。
書類にサインをいれるということは、内容をきっちり読みこみ(もちろん英語です)、正しく理解することも要求されます。
オペアプログラム参加にあたり、英語の力があることが要求されるのがお分かりいただけます。
これからは、オペアとホストファミリーがマッチングしたあとに、お互いが同意書へのサインをいれるというプロセスが追加されます。
晴れてマッチングが成立したあとに、当社より各オペアの皆さんに説明をさせていただきます。