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10回のインタビューを乗り越えてマッチングした体験談

数か月の間に10回ものインタビューを乗り越えて、ホストファミリーとのマッチングが成立したオペアさんがいらっしゃいます。
まもなく、待ちにまった渡米となります。多くのインタビューを重ねて、27歳の誕生日までにオペアとして渡米しないといけないというプレッシャーをくぐり抜けてオファーをいただいたオペアさんに、貴重なその経験についてインタビューをしてみました。

彼女のアプリケーションの内容は良いと感じます。英語力も、普通に英語で自分を伝え、話を展開できる力はある方でした。私自身も面接対応の模擬レッスンをしましたので、英語で会話を進める力があったのは事実です。

ところが、面接9回やっても決まらなかった。
それはどうしてなのか?

このインタビューを読んで、今後面接を乗り越えていく皆さんの参考にしていただきたいと思います。

Q:今思うと、何度もインタビューを繰り替えしても決まらなかった原因はなんだったと分析しますか?
A:インタビュー中に、もっとリラックスできていればよかった。結局英語で話していても緊張をして素の自分をアピールできない。お決まりの形式上のインタビューで話が盛り上がらないと、最後の一人に残れないということがあったのではないか。ホストファミリーも、いろいろ自分のファミリーについて説明してくれるが、それを「聞く」のに一生けん命すぎて、それに対して質問を返したり、双方向の話しが展開できなかった。

Q:10回目のインタビューはどう違いました?
A:10回目の時には、質問を自分でたくさん用意し、ファミリーに質問をいろいろしました。またリラックスをするように心がけ、ファミリーとの会話を楽しみました。ファミリー側もオペア側も、現地で自分がこのファミリーのお宅で生活している姿が想像できるような会話ができるというのは、良いサインだと思います。

Q:英語の取得で、インタビューを繰り返すうちに、心がけていったことは?
A:普段の生活から、フリーで英語を話せるようにすること。(注:フリーで話すというのは、想定外の、あるいは準備していない質問にも、潜り抜けていけるように対応できる会話ということ)。あとは、アメリカは、いろいろな人種の方がいて、移民もいて、英語とひとくくりにできないということに気が付きました。同じアメリカでも場所によってのアクセントもあるし、他の国出身の方もいます。そこで、さまざまなアクセントの英語を聞けるように訓練をするのも大切です。会話の中で、質問の内容が聞き取れないと、会話が成立しませんので、自分がどう話すかということに加えて、聞き取りの練習もすることが大切だと思います。

Q:ホストファミリーとインタビューを繰り返していく中で、自分の考えが変わったことは?
A:はじめはファミリーについて自分なりの条件を持つこと(住んでいる場所、子供の数など)は重要だと思っていました。たしかに、先輩オペアさんや今入さんからも、条件よりもむしろ、ファミリーとの相性ということは聞いていましたが、その時はそうは思っていませんでした。でも、インタビューを進めるうちに、自分がいろいろファミリーと接していくうちに、やはり、ファミリーとの相性やどういう人かということを一番に考えること、条件は二の次であることは実感しました。1年間いってみれば他人と過ごすのです。自分の家族とは訳が違います。その場合、どういう人なのか、どういう家族なのか、自分はその中でどういうポジションでいられるのか。相性を見極めることが一番大切だと今は実感しています。

という貴重なご意見をいただきました。

英語力もそこそこあり、プロフィールの内容も魅力的なのに、なぜかマッチングまで時間がかかる方がおります。
それは、その方がオペアとして劣っているということでは決してありません。

最終的には、素の自分をアピールし、インタビューを楽しむ姿勢を覚え、ファミリーとマッチングできたことを嬉しく思います。

今回のインタビューの内容が、これからオペアを目指す皆さんの参考になってくれれば嬉しいです。

重要なこと:

  1. インタビューを楽しむ姿勢
  2. 相手の質問を聞き取って、会話を展開できる
  3. 自分からも質問をして、会話をアクティブに、双方向のコミュニケーションをとる

まだ英語自体に自信がないという方は、とにかく今から英語に触れることから始めてください。

原稿ではなく、フリーで英語で話せますか?

頑張りましょう。

 

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