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オペア生活:レストランでのマナー

オペアとしてアメリカで生活されれば、時にレストランでの外食という機会もあることでしょうから、今回はレストランでの心得をテーマにしました。

まず席に着く時ですが、ファーストフードでない限り、たいていは専門スタッフが入り口にいて席まで案内してくれます。

席に着くと、今度はテーブル担当のウェイトレス(またはウェイター)がやってきて、飲み物の注文を聞いてきます。日本のレストランと違い、席に着くと自動的に水が運ばれてくるということはあまりなくて、この時に「水が欲しい」と言わないと、水が出てこないところがほとんどです。アルコール以外の飲み物は基本的にリフィルが可能で、お代わりが何度でもできます。

アメリカのレストランのメニューは、日本の様に細かく写真で解説されていることが少なく、想像力が必要とされますが、注文には非常に柔軟に対応してくれます。例えば、極端な例を挙げれば、「チーズバーガー」を頼んで「チーズを入れないで」なんていうのも問題ありません。肉の焼き加減、サイドディッシュの選択は大変幅広く、好みのように注文できますし、メニューにはない組み合わせであっても、ウェイトレスに希望を述べるとそのように都合してくれることも多いです。

サンドウィッチなどでは、パンの種類から、チーズの種類、野菜の種類、マヨネーズやマスタードといったコンディメンツの有無、種類まで選択ができます。

日本で一般的な「Aセット」といったようなものはあまりありません。アメリカ人の考えて方としては、お店が決めたものを食べるというよりも、自分が食べたいものを食べたいように注文して食べる、というのが基本にあります。

仮に、頼んだメニューが気に入らなかった場合や、注文したものと違ったものが出てきた場合には、その旨をすぐにウェイトレスに告げると、迅速に対応してくれます。例えば、ステーキなどでは、焼き加減をレアと頼んだのにウェルダンで出てきた、などと言う場合は、新たに作り直してくれたりもします。

食事中には、担当のウェイトレスが何度もテーブルを訪れて、客が全てにおいて満足しているかどうかを確認してくれます。一方、これを怠っている店(ウェイトレス)はきちんとしたサービスが行き届いているとは言えないでしょう。

こういう場合には、最後の支払いの時のチップでメッセージを送ることが可能です。ファーストフードではチップを支払う必要はありませんが、着席のレストランではチップを支払うことになります。一般的には、カジュアルなレストランでは15%から、テーブルクロスがかかっているような上級カジュアル以上の店では20%からというのが目安なようです。が、もちろんその金額は自分がどれだけ満足したかによって自由に算出してかまいません。(ちなみに、私は過去にチップ0円という経験があります。)

支払いは、食事をしたテーブルで行うのが通常です。担当のウェイトレスが請求書を持って着てくれますから、内容を確認してから支払いましょう。

最後に、食べ切れなかった料理は持ち帰るのが普通です。どんなものでも、持ち帰りができますので、担当のウェイトレスに遠慮なく申し出てください。

アメリカのレストランでは典型的な料理が山盛りのお皿を見れば、お持ち帰りが基本であることに納得していただけると思います。

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