アメリカオペアプログラムもまもなく終了、日本に帰国しますという皆さんからぼちぼち報告を受けています。おめでとう!
いろいろあったオペア生活ですが、でも、貴重な経験をしたと、皆さんコメントをいただいています。
さて、日本帰国前の大きな懸案事項は? そう、「アメリカ滞在中に開設した地元の銀行口座をどうするか?」
そのままアメリカの口座を保持するべきか?
クローズしてすっきりさせるべきか?
あなたならどうしますか?
もし、オペア終了後に例えば学生ビザを取得してアメリカに近日中に戻ってくるとかいう理由があるのでしたら、口座を保持する理由はあります。
ただしその場合でも、皆さんの口座はホストファミリーの住所を利用していると思いますから、その住所は変更する必要があります。いつまでも銀行からの手紙やプロモーションが届くのは申し訳ないですよね。
さらに、口座の種類にもよりますが多くが最低預金額が指定されており、一定額の額面が口座にない場合には毎月手数料が引かれます。1年間ほおっておくと、100ドル以上の手数料が口座から引かれてしまうのです。
そういうことを考えると、やはり、オペアを終えて日本に帰国前には、口座のクローズの手続きをするのが基本ではないでしょうか。口座をクローズする手続きは自分で支店を訪れたり、担当者と話したりしないとできませんから、アメリカにいるうちにやるというのが一番です。
「ほぼ1年米国でオペアとして働いたので、翌年の税金支払いの手続きに、アメリカの口座がないと不便ではないでしょうか?」
たしかに、もしアメリカに口座を残しておけば、税金申告用紙に、税金支払いはアメリカの銀行口座の引き落としを利用できますので、手間がかからない、ともいえます。しかしながら、そのためだけに口座を残しておくのであれば、他にも方法はあります。
米国にある日系の会計事務所では、ご本人に代わって税金申告の手続きをして、支払い額があればその支払いも担当してくれます。作業への手数料と税金支払いが発生すればその分を会計事務所に支払うという形になるわけです。会計事務所ですから、クレジットカードや、日本の口座からの振込みなど、いくつかの支払い方法を提示していただけます。
総合的に考えれば、「立つ鳥跡を濁さず」で、口座もきっちりクローズするというのをお薦めします。