「英語力がないのですが、オペアになれますか?」この質問も、アメリカオペアに興味をもった方からいただくもっと多い質問の一つです。まず、「英語力がない」というのは言ってほしくない。中学、高校までは義務教育で英語を学び、専攻ではなくとも人によっては大学でも英語の科目を取ったかたもいるでしょう。そんな皆さんが英語力0であるとは言ってほしくないのです。今回はオペア留学で必要とされる英語力についてお話しします。
アメリカオペアで必要とされる英語力とは?
アメリカの大学に留学する場合、各学校ではテストの点数を指定して、最低ライン何点、などという規定を設けておりますが、アメリカオペアプログラムの場合、正直点数だけでは測れないというのが正解です。オペアで必要な英語力はホストファミリーや子供と英語で意思が伝えられること。またアメリカ生活を乗り切るために必要な「わからないときに質問でき、理解できる」英語力が求められます。これがオペアとしてアメリカ生活を送るために求められること。
次に現実的な問題として、オペア登録やホストファミリーとのマッチング活動を乗り切るためには、英語を駆使しないといけない。登録に使う用紙はすべて英語です。推薦状をお書きいただくのが日本人の方の場合で英語がわからない方には日本語訳をお付けしますが、オペアさんご本人はアプリケーションもすべて英語での記載となります。登録が完了していよいよホストファミリーとのインタビューになっても、もちろん英語が基本です。中には日本人のホストママがいたりしますが、日本人ファミリーのみを狙っていかれる場合であっても、日常生活で英語が話せない、理解ができないと、オペア生活はうまくいきません。
オペア登録を進めるときに、オペアジャパニーズコネクションは、オペア運営会社インターエクスチェンジの規定に基づいたインタビューを英語で行います。また英語での質問をしその解答をいかに正しく答えられるかで採点をします。レベルは6から9で評価され(レベル10はネイティブスピーカーに値します)、その数字はホストファミリーも見えます。
6=最低限の英語力
7や8=そこそこ話せる
9=留学経験者や英語を普段使っている方
という認識となります。レベル6は正直高校卒業までに出てくる英語をきっちり使って答えらればクリアできるので、怖がらないでほしい。けれど、ホストファミリーとインタビューを問題なくいくためにはレベル6では怪しいのです。
だから皆さんに頑張ってほしいこと。
オペア登録を乗り切るために実践してほしいこと
- 日常的に英語を話す、一日10分でも20分でも誰かと英語で話す
- 今一度、高校や大学受験で使った英語の文法を見直す
- インタビュー想定の、質問と回答を書きとめ、この質問がでてきたらすらすら出るように覚える
- 相手の会話を聞く練習
- 聞いたことでわからないことを、どこがわからないと言える練習
- 会話の中で、「え~」「う~ん」など日本語を挟まない努力。恥ずかしがらず、well, I seeなどと言ってみよう。
- 日本人のアクセントがでるのは当然ながら、THやRやLの発音に気をつけ、リズムにのって自然なスピードで話す努力