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オペア生活:ハンバーガーとハンバーグ

6月も終盤に近づき、ほとんどの小中高では終業式が行われ、これでアメリカでは本格的に「夏が来た!」というわけですが。

さて、夏の食べ物と言えば、日本なら素麺とかスイカとか冷たいものが真っ先に思い浮かばれると思うのですが、アメリカでは夏の食べ物といったら、ハンバーガーとホットドッグでしょうか。いえ、もちろんこれらは年中食べられますが、夏=屋外でグリル、という発想からでしょう、ハンバーガーやホットドッグは夏のシーンには欠かせないようです。

このハンバーガーですが、日本のハンバーグをパンに挟めばOKというわけにはいかないのです。そう見た目に差はないように見えるのに、実は似て非なるものなのです。
何が違うのか?といいますと、日本のハンバーグには玉ねぎなどの野菜やパンやパン粉を使った「つなぎ」が入っているのが一般的ですが、アメリカのハンバーガーと定義されるものは「肉だけ」が基本です。つまり、ハンバーガーは「ひき肉を丸めて焼いた」料理ですので、ですから、お店で頼むときもステーキのように「焼き方」をたずねられるわけです。

日本で「ひき肉にはよく火を通して食べなさい」と言われて育った私は、この「中がまだピンク色で完全に焼けていないハンバーガー」は最初は抵抗があったものです。

最近は「グルメバーガー」などと呼ばれて、肉のほかにチーズや様々な具を混ぜこんだバーガーも人気があるようです。

アメリカで「ひき肉」と呼ばれるものは、基本的にはビーフ100%を指します。人によっては「グラウンドサーロイン」とか、そのまま「ハンバーガー」と呼んだりもします。

お店で売られているひき肉は、脂の含有量が選べるようになっていて、「肉80% 脂肪20%」とか「肉95% 脂肪5%」などの表示がされています。当然ながら脂肪分が低ければぱさっとした仕上がりになります。

日本で言う「合びき」に近いのが通称「ミートローフミックス」と呼ばれるもので、これだとビーフとヴィール(子牛)、ポークが混ざったものになっています。ひき肉が売られている売り場で手に入ると思います。

夏はホストファミリーとともに外でハンバーガーの機会も、オペアの皆さんもあるかも。

お楽しみください。

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