すでにオペアの皆さんなら、何度か耳にしたことがあるかも知れませんね。
「オープンハウス」という言葉、どうでしょうか?
日本人なら、この言葉から真っ先に想像されるのは、不動産に関係することでしょうか。物件が売りに出されている際に、「自由に中を見学することのできる日時」を決めて、誰もが出入りできる機会のことを、まさに「家を開ける」で「オープンハウス」と呼んだりします。
もちろん、アメリカでもこの不動産の「オープンハウス」はあるのですが、それ以外でも、いろいろなことで使われたりします。
例えば、子供が学校から持ち帰ってきたレターに「来週の水曜日はオープンハウスです」と書かれていたら?当然ですが、学校が売りに出されているわけではなくて(笑)、これは、「学校の中を自由に見学したり、子供の教室を訪れて、日ごろの子供たちの成果を見学できたりする」というイベントのことになります。
親が学校を訪れるという視点から見れば、日本でいう「授業参観」に似てはいますが、このオープンハウスは通常は放課後というか、夜6時過ぎから行われることが多く、これは恐らく働く親の都合を考慮して設定されているものと想像されます。
同様に、新オープンしたお店や、新メンバーを集いたいジムやクラブなどの施設でも、この「オープンハウス」といったイベントは多々行われます。
普通ならなんだか入りにくい場所でも、この「オープンハウス」が行われている時なら、さっと入って、自分が見たいものだけ見て、またさっと出てくることができる、そんな合理的なイベントといえます。
また個人のお宅でも、近所の人を誘っての「オープンハウス」をやる人もいます。私も誘われたことがありますが、これは近隣の人との交流を深めようといった目的で、その「オープンハウス」の時間帯にお宅を訪れ、その場に集まっているご近所の方とお茶を飲んだり、お菓子を食べて、おしゃべりする、といった様なものでした。パーティに招待されればその場がお開きになるまでいなくちゃ失礼かしら、と思ったりしますが、「オープンハウス」なので、ちょっと顔を出してすぐ帰るということもできます。
オペアの皆さんも「オープンハウス」を実施して、日本文化を紹介するチャンスなどが持てたら素晴らしいと思いますよ。