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オペア生活:北東部で寒波

オペアの皆さんもご存知の通り、新年年明け早々から、アメリカの北東部は大寒波に襲われました。
米国立測候所によると、ノースダコタ州やミネソタ州では気温がマイナス29度近くまで下がり、体感温度はマイナス45度以下になるとのこと。またシカゴでもこの週末は気温がマイナス27~29度、体感温度はマイナス37~43度まで下がると予想されているのだそうです。
すでに20センチ以上の積雪を記録しているニューヨーク市では、13日には各地の気温がマイナス17度あたりまで低下し、これは1994年1月以来の寒さだということです。このために停電が起きている地域もあり、また自動車事故によっての死亡者も出ているそうです。

こういう天候の時には学校は休校になりますし、店によっては臨時休業にしてしまうところもあるようです。とにかく家にいることが一番安全です。

が、どうしても外出しなければならない時には、厳重な注意を払ってください。
一般道路は除雪車によって雪の除去がされますが、それでも道路状態は、晴天の時のようには決していきません。
自動車には日本のように雪すべり防止のために「チェーンを巻く」というのは一般的でなく、ほとんどの自家用車には通常「オールシーズンタイヤ」というのが設置されていますが、これを雪の季節だけ「スノータイヤ」と呼ばれるものに交換する人も多いです。
そのスノータイヤでも、大雪の時の運転には特別な注意が必要です。
とにかく道路が滑りやすくなりますから、30マイルほど(以下)の低速度で走るのが鉄則。そして、曲がる時にはハンドルが取られないように特に注意を払ってください。

止まる時が一番危険です。ブレーキが効かないことが多々ありますので、大幅な余裕を持って減速することです。
そして万が一、「止まれなかった場合」ですが、焦って急ブレーキを踏むのはもってのほかです。この場合、タイヤにロックがかかり車体がスピンしたりすることがあります。

止まれなかった場合は、もう車のなすがままにさせることが一番安全だといわれています。
ハンドルをしっかり持って車体をコントロールし、他の車にぶつかったりしないように道路の外に出るような感じにして、車が自然に止まるのを待ちます。

雪の他にも「ブラックライス」と呼ばれる現象があります。これは、気温が上がって雪が溶けた後に、また一気に気温が下がり、溶けた雪が道路の表面で凍ってしまう減少を指します。道路の表面に張られた透明な氷は非常に見にくく、一瞬、普通の道路のように見えますが、
これも非常に滑りやすいです。またこのブラックアイスは、当然のことですが、歩道などにも張りますから、歩くときにも十分な注意が必要です。

そして外出する時には、帽子、手袋、マフラーなどで防寒することをお忘れなく!!!

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