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「子どもは風の子」は昔の話?

その昔は「子供は風の子」と言われ、冬の間でも薄着で外で遊んでいる子供をよく目にしました。学校などでは、冬の間でも半そでの体操服の着用を促しているところもあったくらいです。
しかし、最近では、外遊びよりも家遊びを好む子供が増えてきており、しかも低体温の子供が急増しているのだそうです。

新生児は体温が高く、生後3ヶ月以降は徐々に下がってきます。2歳ごろまでは37.5度未満は平熱です。
子どもの健康と言えば、発熱した時ばかりに注意がいきますが、逆に低体温へ目を向けると意外な事実が分かってきました。なんと、36度未満の低体温の子どもが増えて きているのです。テルモ体温研究所の調査結果によれば、朝、保育園に登園した5歳児の体温を計測したところ、約3割の子どもが低体温であったことが判明したそうです。

人間は朝は体温が低く、午後から夕方にかけて高くなり、夜に下がるというサイクルを日々繰り返しており、その日中変動幅は1度以内となっています。しかしながら、朝の2時間だけで1度以上も変動する子が年々増えてきています。まさに最近の子どもは低体温で、体温調節機能も乱れている傾向が伺るわけです。

体温調節は自律神経のはたらきによって行われています。自律神経に影響を与えると考えられる生活の実態を調査した研究報告によれば、

  • 運動不足
  • 寝る時間が遅い、睡眠不足
  • 朝食の欠食、もしくは不十分な量(便が朝出ない)
  • エアコンを使いすぎる住環境
  • テレビ、ビデオなどを見る時間やゲーム時間の増加

これらの生活習慣の乱れが、自律神経の乱れにつながり、体温の異常や“イライラ”、“すぐ怒る”などの心の問題へとつながっていると考えられるているのだそうです。
ですから、オペアの皆さんも、子供達がまずは早寝早起き、外で元気に遊ぶといった基本的な規則正しい生活で過ごせる様に工夫してあげてくださいね。

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