オペアとして日常を忙しく過ごされる皆さんも、たまにはショッピングで息抜き!ということもあるでしょう。そんな時に忘れないで欲しいのが、レシートの保管です。
アメリカでは、大抵どんなものであっても、購入した後に返品、あるいは交換というのがごく普通に可能なのですが、この時に大切になってくるのが買った時にもらったオリジナルレシートなんです。ですので、お買い物をした際には、万が一に備えて必ずしばらくはレシートを保管しておくことをお奨めします。
返品可能の期間や、交換の条件などは、それぞれ「Return Policy」「Exchange Policy」と呼ばれていて、お店でもらうレシートの裏側に記載されていることがほとんどですので、まずはその詳細をチェックしておくこと。「返品は30日以内まで。未使用新品、タグ(商品札)付に限る。」とか「破損があった場合は60日まで」など、具体的な条件の記載があるはずです。
例えば洋服や靴など、品物が損傷していたとか、傷やシミがあったなどという場合は当然ですが、自分の都合による理由—「家に帰ってきてから気が変わった」とか、「ちょっとサイズが小さかった」などでも、そのお店のリターン・ポリシーに沿っていれば(洋服や靴などの場合は、一般的には未使用であることというのが大前提)、買ったお店に持ってゆくだけで返品、返金してくれます。オンラインで買ったものも基本的には同様ですが、オンラインストアと実際の店舗の両方を持つような大手のチェーンストアでは、オンラインストアで買った品物を近所のストアに持ち込んでの返品、交換が可能というところもたくさんあります。
生活雑貨、化粧品、食品なども、日本人の感覚からすれば「これは返品はできないでしょう」というようなものも基本的には返品・交換が可能なことが多いですので、不安な場合は、買い物をする際に、店員に「これは、後で返品できますか?」と、念のため確認しておくといいかも知れません。
レシート保管の重要性は、ショッピングの時だけではありません。例えば、オペア規定にあるカレッジ・大学レベルの授業履修の際にも、まずは自分で授業登録と支払いを済ませてから、ホストファミリーにその領収書を渡して500ドルまでのサポートを頂いたりする場合もあります。証拠を提示することが大変に重要な意味を持つアメリカでは、領収書もまた重要な意味を持つのです。
お財布が分厚くなったら、レシートを整理しましょう!