オペア生活：やってはいけないことその２

オペアの皆さんには必ず覚えておいて頂きたい重要なことがたくさんありますが、特に「やってはいけないこと」、これには十分に気を使っておいて欲しいと思 います。ご承知の通り、日本とアメリカでは文化が違いますので、日本の常識がそのまま当てはならない例が少なくありません。前回はこのテーマで公共の場での子供のしつけに関することを取り上げました。今回は「その２」として以下の例を挙げますが、「やってはいけないこと」のテーマはオペアの皆さんにとっては非常に重要なことですので、今後も折々取り上げていこうと思います。

その２：「子供を車内に残したまま車から離れない」
オペアとしては、日常的にお子さんを連れて車で移動することは決して珍しくないはずです。さて、そんな状況で、例えば、あなたが移動中に突然トイレに行きたくなり、ガソリンスタンドに立ち寄ることにしたとしましょう。

見ると子供はカーシートですやすやと寝ています。「トイレだけだから５分で済むし、鍵をかけておけば大丈夫」と、寝ている子供を置いて一人でトイレに行ったとしたらどうなると思いますか？

この場合、「子供を放棄した」ということになり、警察から違反チケットを切られることになります。

日本では時々「子供を車内に残したまま、親がパチンコに熱中していて…」などという悲劇が聞かれますが、これはもう絶対にアメリカではやってはいけないことです！どんな理由であれ、どんな短時間であれ、車内に子供だけを残したまま、車の側から離れないこと！！

オペアとしてのご自分の身を守るためと、お世話をするお子さんのためにも、しっかり肝に銘じておいてくださいね。

ちなみにトイレの利用ということで言えば、ガソリンスタンド、ファーストフードレストランの他、ドラッグストア、グローサリーストア、ブックストア、カフェ（スターバックスのような）などなど、アメリカでは大抵の店に客のためのトイレ施設があり、特に買い物をしなくてもトイレを利用することができます。ただし、小さな個人店舗、あるいはレストランなどは、店の客だけのためにトイレの利用を提供しているところが多いですので（入り口のドアに但し書きがしてあります）、避けた方が無難です。