オペアとしてアメリカ人家族の一員となれば、お子さんのバースデイパーティに招待され参加するチャンスもあることでしょうから、今回はアメリカでの子供のバースデイーパーティについて触れておきたいと思います。
まず場所ですが、これは自宅で行われることもあれば、どこかに会場を借りて行われることも多いです。子供向けの施設では、そのためのパッケージを準備してあるところも多く、例えば夏場ならパターゴルフ場やプール、公園などの屋外施設、冬場ならインドアのレクリエーション施設やスケート場、など様々な場所があげられます。
自宅でのパーティでは、プロのエンターテイナーが呼ばれることもあり、日本のように、皆で集まってケーキ&プレゼントでおしまい、というよりはずっと派手なイベントです。
どちらで行われるパーティにしても「テーマ」が設けられていることが多く、これは誕生日を迎える子供の「好きなもの」が選ばれているので、例えば「スターウォーズ」がテーマのパーティだった場合は、飾りから紙コップ、紙皿までこのパターンでコーディネートされています。
またパーティにはバルーンが付き物で、部屋の中を飾ったり、外に目印として飾られたりもします。
パーティの流れとしては、まずはメインアクティビティ、これは上記に挙げたように、ゴルフだったり、水泳だったり、スケートだったり、あるいは他のアクティビティだったりしますが、これを1時間ほど。この間、それぞれの子供の付き添いの大人は見ていることが多いですが、年齢が大きな子供になってくると、親は子供を送りにきて、パーティが終るころに迎えにくる、というのが主流なようです。
アクティビティの後はピザなどの軽食を皆で食べた後、ケーキ、プレゼント、と続き、最後に、参加した子供が「グディバッグ」という小さなお土産をもらってお開き、というような流れになります。
プレゼントの予算は一般的に$15~$20くらいで、これには「ギフトレシート」というのが添えられていることが多いです。「ギフトレシート」というのは、プレゼントをもらった人が、そのもらったプレゼントを後で他のものに交換できるレシートで、「同じものを2つもらってしまった」とか「すでに持っている」などというケースにはとても便利です。