オペア生活：メモリアルデーウィークエンド

アメリカでは５月の最終月曜日は「メモリアルデー Memorial Day」と呼ばれる国民の祝日です。この日は日本語では「戦没将兵追悼記念日」と訳されていることからもわかる通り、兵役中に亡くなった方々を追悼する日とされています。

伝統的には星条旗の反旗を揚げたり、亡くなった方のご家族が墓地や記念碑を訪れたりするわけですが、それ以外では実は、家族が集まってピクニックなどをするのが主流です。

アメリカでは、このメモリアルデーを持って「夏の始まり」とし、そして９月の第一月曜日である「レイバーデー Labor Day（労働者の日）」を「夏の終わり」とみなしている人が多いのです。

「ピクニック」なんて聞くと日本人には何か特別なことのように聞こえますが、アメリカでは日常的なこと。要は日本での「近所の公園にお弁当を持って出かける」感覚と同じです。町の公園には誰もが使えるグリルなどが設置してありますし、そういうところへ、ハンバーガーやらホットドッグなどを持っていって焼いて食べて、後は芝生に寝転がってお昼寝をしたり、おしゃべりしたり、といったそういう気楽なものです。

こういう時に「参加する人は何か一品持ち寄りで」と言われることがあります。日本人オペアとしては、日本文化を紹介できるいいチャンスですので、ぜひ何か作って持参されてはいかがでしょうか。

私の経験から人気があったのは、
・鶏のから揚げ
・焼きソバ
・餃子
・ハンバーグ（一口大に作ったもの）
・チラシ寿司
・おにぎりや巻き寿司

それでは楽しいホリデーをお過ごしください。