オペアの皆さんならご存知の様に、アメリカにはすでに様々な日本文化が紹介され、それが現地で根付き、「英語」になっているものがたくさんあります。
代表的な例を挙げるとすれば
- 寿司
- 折り紙
- 着物
- ラーメン
- アニメ
「着物」などは女性用のトップスで袖に特徴があるものを「キモノスリーブ」などと呼んでいたり、「キモノローブ」と言うガウンのような羽織物も一般的です。
ただし、どういうわけだか、「折り紙」は「オリガミペーパー」、ラーメンは「ラーメンヌードル」と訳されて理解されていますが。
さて、ここに新たに加わりそうな勢いで最近話題になっている言葉があります。それが「弁当」です。こちらではすでに「ベントーボックス」呼ばれる松花堂弁当的なメニューが日本食レストランにはありましたが(内容はかなり違いますが)、それから派生したのか、一般家庭でも「ベントーランチ」などと言われる、まさに日本のお弁当のコンセプトを受け継ぐランチのスタイルが人気になっています。
一般的なアメリカの子供向けランチは、ジップロックバッグに入れられたサンドウィッチだったり、個包装になっているチップス、それにフルーツやヨーグルト、といった具合なわけですから、それを、「弁当箱」(プラスティック容器)の中に、ちまちまと数種類の異なる食べ物(おかず)を詰め込んで、さらに、彩りや、見た目にも配慮する、というのはまさに斬新なスタイルということなのでしょう。
さらに、これも日本発の「キャラ弁」を意識して、びっくりするような工夫をしている人もいます。
お弁当のいいところは、見た目でも楽しめて、味でも楽しめる。さらに栄養のバランスにも考慮できることだと思います。この素晴らしい日本のお弁当文化がアメリカに根付いていくことは、日本人として大変喜ばしいことです。
オペアの皆さんも、チャンスがありましたら、ぜひ日本風のお弁当を子供たちに作ってあげてみてはいかがでしょうか。