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なんでもかんでも緑色!St Patrick’s Day

アメリカでの3月のお祝い事と言えば3月17日に行われる「St Patrick’s Day:セントパトリックス・デー」でしょう。
これはアイルランドにキリスト教を広めたとされる聖パトリックの命日とされているため、カトリック教徒のお祭りであり、アイルランド共和国では祝日になっていて盛大なパレードやフェスティバルが行われています。

アメリカでもアイルランド系移民の多い地域・都市では盛大に祝われパレードなどが行われていますが(現在ニューヨークのマンハッタンは世界で一番大きな聖パトリックの日のパレードが行われる場所である)、基本的には世俗化し、カトリック信徒でない人々も「緑色」のものを着てお祝いするようになっているといっていいでしょう。

そして、この日には、とにかく緑色にできるものはなんでも緑色にしてしまいます。シカゴではシカゴ川の全体を緑色に染め上げてしまうことが有名ですが、ビールなどの飲み物や食べ物もフードカラリングなどで緑になります。

この緑の由来は、聖パトリックがシャムロックを手に「三位一体」を唱えたために、シャムロック=緑、が彼のシンボルとなったと言われていますが、実はそうではないという人もいるそうです。

さて、この日に食べる代表料理はアイルランド料理である「ソーダブレッド: soda bread」や「コンビーフ・アンド・キャベッジ:corned beef and cabbage」です。「ソーダブレッド」は「ブレッド」とは言うものの、生地にイーストが使われていないために、スコーンのような食感が特徴。「コンビーフ・アンド・キャベッジ」は「コーンドビーフ」(日本の缶詰のそれとは異なる)と呼ばれる塩漬けにした牛肉の塊をキャベツなどの野菜と一緒に煮込んだ料理です。これらを「緑色のビール」と共に堪能します。

このお祭りが行われて、街に緑色があふれると、人々は少し春の兆しの訪れを感じるのです。

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