アメリカでは、日本の「お返し」のような、贈り物をもらったり、何かをしてもらった際のお礼として品物をお渡しするという習慣はあまり一般的ではありません。
ですが、では、何もお返ししなくていいのか、というとそうではありません。「お礼状」に当たる「Thank you card」を書く事がエチケットとされています。
ただし、日本の「お礼状」ほど仰々しくなく、ちょっとした好意に対して感謝の気持ちを伝えるという感じでしょうか。
そしてこの「Thank you card」は大人だけでなく、子供にも当てはまります。
プレゼントをもらったなどという場合には当然ですが、他にはパーティに招待されたとか、何か手助けをしてもらったとか、本を貸してもらったとか。
子供たちに関していえば、バースデイパーティの後に、参加してくれたお友達それぞれに「来てくれてありがとう」とカードを送りますし、それから、学校関係では、学期末にクラスの先生宛に感謝の気持ちを伝えたりもします。クリスマスの後では、家族に宛てて「プレゼントありがとう」も忘れてはなりません。
アメリカでは、何かと「カード」を利用します。スーパーマーケット、ドラッグストア、ダラーストアにだって、どんなお店にもたくさんの種類のカードが売られています。
安いものだと99セントくらいからありますが、高いものでは5ドル以上するものもあります。
ちょっとした時にすぐ使えるように、私は常にいろいろなカードをストックしておきます。もちろん、今では便利なメールなどというものもありますが、私個人としては、この「Thank you card」の習慣は大切にしていきたいと思っています。
オペアのあなたも、ちょっとした時にThank you cardを送るアメリカの習慣、行ってみませんか?